ご無沙汰してしまいました。
この話を書くのはなかなか骨が折れる作業なもので、バタバタの中なかなか書くことができませんでした…。
とりあえず県大会?
旧友から若干ツッコミとかもあったりしたんですが、まぁ僕が覚えている範囲で書いていこうと思っています。
多分ここで全国行けるかどうかが決まる試合ということで気合いと興奮は最高潮に!
僕らのライバルはR小!
でもボク個人的には妥当R小というよりは賞金で美味しいもの食べたいという意識だったような気がする。
何故か先生がこの日は髪の毛染めるスプレー大量に買ってきていて皆に『やっぱ目立たないかんやろ』的なことを言いながら手渡した。
あと顔に落書きする用のペンも数本…。
小学生が顔に落書きするので、皆の顔は凄いことになっておりました…。
でもなんか気合いというか、こういうの凄いよね。
凄い目で見られたけどね…他の小学校の人達に。
赤のTシャツに紫のハーフパンツ、金髪やら赤やら銀色やらカラフルな髪の毛で顔には変な落書きのちびっ子。
しかも先生はこの頃、髪の毛赤のメッシュだったと思います。
あっスプレーじゃないですよ。
そして口紅はいつも真っ赤。
まぁ見られるわなそりゃ。
会場に向かうバスの中でZARDの負けないでを唄ったのは今でも覚えている。
ふとした瞬間に~♪というフレーズを聴くと無条件でこの頃のことを思い出しますな。
なんかそういうのってあるよね。
思い出と重なるとやたらグッときてしまう曲。
そしてこれは余談だけれど、病は気からというのを本気で信じた瞬間があった。
いつもイベント一緒にやったりしている木の弧のクサくんはこの日風邪を引き、熱が9度近くあった。
皆に迷惑かけるなら今日は試合に出ない方がいいかも。
と自ら言っていたのだが、やはり心の中で彼は猛烈に出たがっていた。
まぁ仕方ないよな、本当に残念だけど。と皆が諦めていた様に思う。
しかし、大会が始まる少し前になって急に熱が平熱に…。
そして体温計は僕も見た。
間違いない。
恐るべき小学生パワー…。
病は気からなんですね、本当に…。
と、この時幼いながらに僕は悟った。
そして話は戻り、この県大会?にも予選みたいなものがあって、上位3チームが決勝にいける。
緊張もしたけど、これは気合いと練習したという自信があったからか、自己ベストのタイムだった。
ただR小はとにかく速かった。
僕らより0.6秒くらい速いタイム。
トップで予選通過…
僕らは2位。
3位はS小。
高校の時の友達にともちという男がいるのだが、彼はこの小学校だったらしい。
僕らの小学校のことも知っていた。
この3校で決勝が行われることになった。
とりあえず少しの時間を空けて決勝戦。
勝負は一瞬…。ただただ勝ちたかった。
純粋に勝つこと、1番になることにこんなに一生懸命になったのは恐らく最初で最後。
オンリーワンなんてゆうのが流行ったけれど、1番になりたいとか勝ちたいとかいう気持ちはとても大切な気がする。
勝ち負けが全てとは思わないが、勝ち負けがあるものの中ではとても大切なことだと思う。
『位置について!よーいドン』
僕達は走った。とにかく走った。
本当にこの時僕は今までで1番速く走れていると感じたし、優勝は貰った!
と内心思っていた。
多分みんなが感じていたはず。
30人以上の人間が一つになるというのは本当に素晴らしいことで、この時僕は初めて一つになった。
という気持ちを実感した。
結果は自己ベストだった。
今までで1番速いタイム。
決勝戦での半端じゃないプレッシャーの中、この結果はもう気迫と根性と努力と、何よりも一つになれたということ。
それだけだと今になっても感じる。
僕達は2番目に走った。
この時点でS小には勝っていたので、暫定トップ。
あとはR小がどうなるかだけ。
小学生の僕達は心の中で思っていた。
『転べ…』
(笑)
とにかく勝ちたかった。今思えば若干醜いなと思うけど(笑)
それだけ勝ちたかったということで。
いざR小の出番。
走り始めたR小。
予選の時は走り出してすぐに速すぎる…と思ったのだが、今回はそんな風に感じなかった。
同じ位のタイムなんじゃないか…。
もしかして僕達が勝ったかも。と心の中で思っていた。
ちなみにゴールする瞬間まで心の中で転べと願っていたのは言うまでもない。
タイムが出た…。
0.1秒差?
僕達は負けた。たった0.1秒差で。
悔し過ぎてみんなでおいおい泣いた。
精も根も尽き果てたというのはこういうときに使う言葉か。
ギリギリというのが死ぬほど悔しかった。
その後の帰りのバスの事はあまり覚えていない。
全国大会に行けなくて残念だったけど、本当に大切なものを沢山もらった。
一つになるということ、友達の大切さ、絆でしょうか。
あの経験が出来て良かったと心から思っています。
小学校の頃の友達のみんな本当にありがとう。
かなり長々書きましたが30人31脚の話はこれでおしまいです。
お付き合い下さった皆さんもありがとう。
またたまに思い出話なんて書こうと思ってます。
ではでは。
この話を書くのはなかなか骨が折れる作業なもので、バタバタの中なかなか書くことができませんでした…。
とりあえず県大会?
旧友から若干ツッコミとかもあったりしたんですが、まぁ僕が覚えている範囲で書いていこうと思っています。
多分ここで全国行けるかどうかが決まる試合ということで気合いと興奮は最高潮に!
僕らのライバルはR小!
でもボク個人的には妥当R小というよりは賞金で美味しいもの食べたいという意識だったような気がする。
何故か先生がこの日は髪の毛染めるスプレー大量に買ってきていて皆に『やっぱ目立たないかんやろ』的なことを言いながら手渡した。
あと顔に落書きする用のペンも数本…。
小学生が顔に落書きするので、皆の顔は凄いことになっておりました…。
でもなんか気合いというか、こういうの凄いよね。
凄い目で見られたけどね…他の小学校の人達に。
赤のTシャツに紫のハーフパンツ、金髪やら赤やら銀色やらカラフルな髪の毛で顔には変な落書きのちびっ子。
しかも先生はこの頃、髪の毛赤のメッシュだったと思います。
あっスプレーじゃないですよ。
そして口紅はいつも真っ赤。
まぁ見られるわなそりゃ。
会場に向かうバスの中でZARDの負けないでを唄ったのは今でも覚えている。
ふとした瞬間に~♪というフレーズを聴くと無条件でこの頃のことを思い出しますな。
なんかそういうのってあるよね。
思い出と重なるとやたらグッときてしまう曲。
そしてこれは余談だけれど、病は気からというのを本気で信じた瞬間があった。
いつもイベント一緒にやったりしている木の弧のクサくんはこの日風邪を引き、熱が9度近くあった。
皆に迷惑かけるなら今日は試合に出ない方がいいかも。
と自ら言っていたのだが、やはり心の中で彼は猛烈に出たがっていた。
まぁ仕方ないよな、本当に残念だけど。と皆が諦めていた様に思う。
しかし、大会が始まる少し前になって急に熱が平熱に…。
そして体温計は僕も見た。
間違いない。
恐るべき小学生パワー…。
病は気からなんですね、本当に…。
と、この時幼いながらに僕は悟った。
そして話は戻り、この県大会?にも予選みたいなものがあって、上位3チームが決勝にいける。
緊張もしたけど、これは気合いと練習したという自信があったからか、自己ベストのタイムだった。
ただR小はとにかく速かった。
僕らより0.6秒くらい速いタイム。
トップで予選通過…
僕らは2位。
3位はS小。
高校の時の友達にともちという男がいるのだが、彼はこの小学校だったらしい。
僕らの小学校のことも知っていた。
この3校で決勝が行われることになった。
とりあえず少しの時間を空けて決勝戦。
勝負は一瞬…。ただただ勝ちたかった。
純粋に勝つこと、1番になることにこんなに一生懸命になったのは恐らく最初で最後。
オンリーワンなんてゆうのが流行ったけれど、1番になりたいとか勝ちたいとかいう気持ちはとても大切な気がする。
勝ち負けが全てとは思わないが、勝ち負けがあるものの中ではとても大切なことだと思う。
『位置について!よーいドン』
僕達は走った。とにかく走った。
本当にこの時僕は今までで1番速く走れていると感じたし、優勝は貰った!
と内心思っていた。
多分みんなが感じていたはず。
30人以上の人間が一つになるというのは本当に素晴らしいことで、この時僕は初めて一つになった。
という気持ちを実感した。
結果は自己ベストだった。
今までで1番速いタイム。
決勝戦での半端じゃないプレッシャーの中、この結果はもう気迫と根性と努力と、何よりも一つになれたということ。
それだけだと今になっても感じる。
僕達は2番目に走った。
この時点でS小には勝っていたので、暫定トップ。
あとはR小がどうなるかだけ。
小学生の僕達は心の中で思っていた。
『転べ…』
(笑)
とにかく勝ちたかった。今思えば若干醜いなと思うけど(笑)
それだけ勝ちたかったということで。
いざR小の出番。
走り始めたR小。
予選の時は走り出してすぐに速すぎる…と思ったのだが、今回はそんな風に感じなかった。
同じ位のタイムなんじゃないか…。
もしかして僕達が勝ったかも。と心の中で思っていた。
ちなみにゴールする瞬間まで心の中で転べと願っていたのは言うまでもない。
タイムが出た…。
0.1秒差?
僕達は負けた。たった0.1秒差で。
悔し過ぎてみんなでおいおい泣いた。
精も根も尽き果てたというのはこういうときに使う言葉か。
ギリギリというのが死ぬほど悔しかった。
その後の帰りのバスの事はあまり覚えていない。
全国大会に行けなくて残念だったけど、本当に大切なものを沢山もらった。
一つになるということ、友達の大切さ、絆でしょうか。
あの経験が出来て良かったと心から思っています。
小学校の頃の友達のみんな本当にありがとう。
かなり長々書きましたが30人31脚の話はこれでおしまいです。
お付き合い下さった皆さんもありがとう。
またたまに思い出話なんて書こうと思ってます。
ではでは。
いいはなしだね、マジなんだからそりゃ勝ちたいよ
返信削除しにーさま
削除我ながらいい話やと思う(笑)
なんか勝負ごとって最近ないから凄く新鮮やったりするなぁ。